2016年の Vue

Dec 28, 2016

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Google Trends for "vuejs + vue.js"

… 2015年は爆発的な年だと思っていたら!

2016年ももうすぐ終わりです! 過去12か月間、Vue の成長は一貫して私の期待を上回っています。プロジェクトは比較的ニッチなフレームワークから現場の最大のプレイヤーとしばしば比較されるようになるまでに成長しました。何が起こったのか見てみましょう!

2016年の統計概要

トリビア: Vue は現在 GitHub で 10 番目に star が付けられた JavaScript プロジェクトで、 2016 年では全プロジェクトの中で3位です (ソースコード以外のプロジェクトを除くと1位)。

それはただの誇大広告ですか?

決してそんなつもりはありません。Vue は今や3年近く使われており、そして過去2年間で成長曲線はかなり安定しています。私たちは幸せな生産現場のユーザーから多くの肯定的なフィードバックを受けており、また今年はユーザーが Vue の肯定的な経験について詳述した少なくとも2つの Hacker News フロントページの記事がありました。つまり、Vue は”今すぐ切り替えるべき次の光り輝くもの”ではなく、そうなるつもりもありません。その設計目標は UI 開発のパラダイムに革命を起こすことではなく、むしろより多くの人々が web を構築できるようにすることです。Vue は他の多くの優れたフレームワークからインスピレーションを受けていますが、これらのアイデアを親しみやすく進歩的な方法で組み合わせて公開することでより多くの開発者が利益を得ることができます。なので、単にそれがトレンドだからという理由で切り替える義務を感じることはありません。ですが、あなたがより幸せな開発者になれるかどうかを試してみてください!

独立

3月上旬、私は Vue をフルタイムで独立して働くことに決め、パトロンキャンペーンを開始しました。それは、これまでのところ(驚くべきことに)かなり成功しています。マネージャーに報告することなく独立して働くのは初めてのことで、それは非常に解放的な経験でした。良いところは、仕事はもはや仕事のように感じられないことです。私がやるべきことが自分の本当にやりたいことで、加えて、私はいつどのように働くかを完全にコントロールしているので、自分自身に仕事を強いる必要はないからです。一方、それはまた悪いところもあります。特に新米の親(私には今年は赤ちゃんがいました!)な間は、生活と仕事のバランスを管理することは非常に困難です。このことは私が対処することを学んでいるもので、うまくいけば来年にはもっと良くなるでしょう。しかし全体として、私は以前よりももっと意欲があって充実していると感じており、私はそれら全てを可能としているパトロンの後援者とスポンサー全員に感謝の意を表します。

2.0 のローンチ

2.0 に関する作業は大きな仕事でした。私は長い間それについて考えていましたが、フルタイムへの切り替えのおかげで始められました。完全に異なるコンパイル/レンダリング戦略を利用するために、プロジェクト全体がスクラッチから書き直されました。しかし同時に、以前のバージョンと同じ開発エクスペリエンスと、ほぼ同様の API を維持する必要がありました。これはまた、新しいコアで動かすために vue-router、vuex、およびビルドツールチェーンの周囲のエコシステムをアップグレードし、加えてすべてのドキュメントを更新する必要があることを意味していました。私が予想していたよりもはるかに多くの仕事が判明しました:私は Vue 2.0 の最初のプロトタイプを4月上旬に開始し、公式のローンチは約6か月後の9月30日でした。新しいリリースでは、新機能とクロス環境の性能により、Vue がより早く、より速く、より強力になりました。振り返って、私たちがやったことを本当に誇りに思います。

個人プロジェクトを超えて

Vue 関連のプロジェクトの範囲が拡大するにつれて、私はコミュニティから多くの素晴らしい貢献者が参加するという幸運にも恵まれました。今日、多くのコアチームメンバーがサーバーサイドレンダリングからドキュメンテーション(vuejs.org)、vue-router、vuex、そして公式の TypeScript 統合などのサブプロジェクトに至るまで、プロジェクトのあらゆる側面に積極的に貢献しています。彼らのオープンソースの仕事への熱意と献身に私はいつも恐縮しています。

もちろん、設計の議論に参加し、新しい機能を提案し、問題を検討し、バグ修正を提出したことについて、他のコミュニティ貢献者にも同じ感謝が寄せられます。今年はコアリポジトリだけで 258 件のプルリクエストが寄せられ、そのうちかなりの数がコードベースを大幅に改善しています。日々 Vue のエコシステムをより良くしているのは、関係するすべての人々のコンビネーションです。このプロジェクトは皆さんの貢献なしでは今の立ち位置には居なかったでしょう!

将来を見据えて

Vue についてはまだ改善の余地があります。 2017年のリストには次のようなものがあります:

テストストーリーの改善

Twitter のフィードバックに基づくと、多くのユーザーが Vue コンポーネントとアプリケーションのテストに関して十分な情報が無いと感じています。これは改善に集中することを確実にするエリアです。Vue コンポーネントのテストを容易にする公式のテストユーティリティを提供することによって、ドキュメントのより多くのガイダンスを提供することができます。

開発エクスペリエンスのブラッシュアップ

開発中のヒントや警告の改善、サーバサイドレンダリング (SSR) のスタックトレースの改善、DevTools のパフォーマンスプロファイリング、SSR の使用や PWA (Progressive Web Apps) の構築を容易にする CLI テンプレートの開発など、スタック全体の開発経験をさらに磨きたいです。

より良いエコシステムの見つけやすさ

Vue のエコシステムは急速に成長していますが、その結果 awesome-vue が肥大化し、ナビゲートや評価が非常に困難になっています。コアチームはこれについて懸命に考えており、ユーザーが高品質のコミュニティプロジェクトを特定するのを支援するプロジェクトに取り組んでいます。それはより高い基準で管理され、含まれる各プロジェクトについてより詳細な情報を提供します。

ネイティブレンダリング

Alibaba の Weex プロジェクトとの協力関係は、かなりの進歩を遂げました。最初の大きな目標は Vue 2 を Weex のネイティブレンダリングエンジンの上にある実際の JavaScript ランタイムフレームワークにすること、これは最新の0.9.4リリースで完了しました。2017年にはコミュニティからのフィードバックや Alibaba の大規模なプロダクションに基づいて改良された文書や、より良いオンボード体験、そして API の改善が行われます。

新しい Web プラットフォーム機能

新しい標準が登場し実装されるにつれて、私たちは Vue を大幅に改善する可能性のあるものに注目しています。たとえば、 ES2015 Proxy を活用して Vue のリアクティブシステムの現在の制限のいくつかを排除することが可能です。また、Vue コンポーネントをコンパイルしてネイティブなカスタムエレメント (Custom Elements) として配布する可能性も検討しています。現時点では、最大の障害はブラウザの互換性です。サポートされているすべてのブラウザで一貫した動作を保証するため、サポート率が大幅に向上するまでこれらの機能の優先順位を決めることはまずありません。しかし私たちはこれらの新しい標準を認識しており、すでに実験を行っていることを確信しています。その時が来れば、Vue はこれらの新しいプラットフォーム機能を活用するために迅速に進化するでしょう。

閑話休題: 私たちは2017年にカンファレンスを開催します!

それはまだ初期の計画段階ですが、サイトを訪問してそれを素晴らしいイベントにするのに役立つ調査を受けてください。さらに、あなたの知識と経験を仲間の Vue ユーザーと分かち合うために話をしてください

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